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2026年09月19日

レインズに登録されているのに問い合わせが来ない理由

レインズに登録されているのに問い合わせが来ない理由

「レインズには登録しています」——そう聞いて安心したものの、何ヶ月経っても問い合わせが来ない。こうした状況に心当たりのある方は少なくありません。実はレインズへの登録は「買い手に情報が届いている」ことを意味しません。

登録されていても反応がない状態には、いくつかの理由が考えられます。この記事では仕組みと確認の方法を整理します。

この記事でわかること:レインズの仕組み、登録と広告の違い、問い合わせが来ない理由、登録状況の確認方法。
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1、レインズとはどういう仕組みか

レインズ(指定流通機構)は、不動産会社どうしが物件情報を共有するためのネットワークです。

レインズの基本

項目内容
誰が見るか不動産会社。一般の買い手は直接閲覧できない
登録の義務専任媒介・専属専任媒介では登録が義務づけられている
目的他社が抱える購入希望者にも物件情報が伝わるようにすること
売主の確認登録時に発行される証明書で、登録の事実を確認できる

買い手が直接見るものではありません

レインズは業者間のネットワークであり、一般の買い手が検索して見つける場所ではありません。登録されたからといって買い手の目に触れるわけではないのです。買い手に届くかは、他社の担当者がその物件を見つけ自社の顧客に紹介してくれるかにかかっています。


2、「登録」と「広告」は別のもの

問い合わせが来ない原因として多いのが、レインズに登録しただけで、一般向けの広告が行われていないケースです。

買い手に届く経路

経路誰に届くか
レインズ不動産会社。そこから間接的に買い手へ
ポータルサイト一般の買い手に直接届く
チラシ・ポスティング近隣の住民や買い替え検討層

どこに掲載されているか確認を

「レインズに登録済み」という報告だけで安心せず一般向けにどんな広告を行っているかを確認してください。ポータルサイトに載っているか、載っているならどんな内容か。ご自身で検索するのが確実です。登録はしているが広告はほとんどしていない状態では反応が乏しいのは当然です。

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3、登録内容が薄いと届かない

レインズに登録されていても、その内容が乏しければ、他社の担当者の目に留まりません。

登録内容で差が出る点

項目内容が薄いと起きること
写真掲載がない・少ないと他社が顧客に紹介しにくい
間取り図ないと問い合わせ前の判断ができず、後回しにされやすい
設備・仕様の情報不明な点が多いと、担当者が説明できず案内につながらない

他社の担当者も「紹介しやすさ」で選んでいます

他社の担当者は自分の顧客に紹介する物件を探しています。そのとき写真も間取り図もない物件より、情報が揃っている物件のほうが紹介しやすいのは自然なことです。登録内容の充実は買い手に届く確率に直結します。どんな内容で登録されているか確認してみてください。

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売却活動の状況を一緒に確認しませんか

どこに掲載され、どう見えているか。第三者の視点でお伝えします。


4、取引状況の表示が影響することも

レインズには、その物件が現在どういう状況かを示す取引状況の表示があります。

取引状況の表示

表示意味
公開中案内が可能な状態
書面による購入申込あり申し込みが入っている状態
売主都合により一時紹介停止中売主の事情で一時的に案内を止めている状態

身に覚えのない表示になっていないか

もし売主が希望していないのに「一時紹介停止中」などの表示になっていれば、他社は案内を控えます。結果として問い合わせが来ない状態が続きます。売主は登録証明書などを通じて取引状況を確認できます。心当たりのない表示になっていないか確かめてみてください。


5、価格や条件が合っていない

登録も広告も適切に行われているのに反応がない場合、価格や条件そのものを見直す必要があります。

見直したい点

項目確認内容
価格近隣の成約事例と比べて離れていないか
検索条件の区切り買い手が絞り込む金額の区切りから外れていないか
買い手の想定そもそも一般の住宅購入者向けの売り方で合っているか

物件によっては別の売り方が必要です

旧耐震の町家や路地奥の物件は住宅ローンを使う一般の購入者からの反応が乏しいのは自然なことです。こうした物件ではレインズやポータルサイトで待つだけでなく、投資家・事業者・隣地所有者など別の経路にアプローチする必要があります。そのルートを持つ会社かが結果を左右します。


6、登録状況を確認する方法

売主ができる確認

方法内容
登録証明書を見る登録時に交付される書類。登録番号などが記載される
売主専用の確認画面登録証明書の情報をもとに自分の物件の登録内容を確認できる仕組みがある
不動産会社に聞く登録内容・取引状況・掲載媒体を具体的に確認する

確認したいことを整理して聞く

確認の際は「レインズの取引状況はどうなっていますか」「どのポータルサイトに掲載していますか」「写真は何枚載せていますか」というように具体的に質問すると状況がつかめます。曖昧な答えしか返らない場合は、他社の意見も聞いてみる価値があります。

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京都の物件で考えたいこと

町家・路地奥は「待つ」だけでは届きにくい

京都には旧耐震の町家や路地奥の物件が多くあります。これらは一般の住宅購入者の検索条件から外れやすく、レインズやポータルサイトに載せるだけでは反応が出にくい傾向があります。リノベ目的の購入者、宿泊事業者、隣地所有者——そうした層に直接届ける動きがあるかで結果が変わります。

問い合わせがゼロなら、売り方そのものを見直す

数ヶ月にわたって問い合わせがまったくない場合、登録や広告の不備、価格、売却ルートのいずれかに原因があります。複数が重なっていることもあります。一度立ち止まって現在の売却活動を点検してみてください。第三者の目で見ると思わぬ改善点が見つかることがあります。


確認リスト

確認リスト

  • レインズの登録証明書を受け取っているか
  • 取引状況が「公開中」になっているか確認したか
  • 登録内容に写真・間取り図が含まれているか
  • どのポータルサイトに掲載されているか把握しているか
  • 自分でポータルサイトを検索して掲載内容を見たか
  • 物件に合った売却ルートが検討されているか
状況確認すべきこと
登録証明書を見ていない不動産会社に交付を求め、内容を確認する
ポータルサイトに載っていない広告の方針を確認する。掲載の意向を伝える
登録も広告も問題なさそう価格と売却ルートを見直す
旧耐震・路地奥で反応がない別の買い手層へのアプローチを検討する

まとめ

問い合わせが来ないときのポイント

  • レインズ登録=買い手に届いている、ではない:業者間のネットワークであり、一般の買い手は直接見られません
  • 登録と広告は別のもの:ポータルサイトなど一般向けの広告が行われているかを確認してください
  • 登録内容の充実が紹介されやすさを左右する:写真や間取り図がなければ、他社も紹介しにくくなります
  • 取引状況の表示も確認を:身に覚えのない表示になっていないか、登録証明書で確かめられます
クラベストでは、他社に依頼中の方のご相談も承っています。
現在の売却活動を第三者の視点で確認し、改善点をお伝えします。自社買取にも対応しています。

7、まずはご相談ください

「登録されているのに問い合わせが来ない」「今の売り方でいいのか不安」——現状をお聞かせください。

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※本記事はレインズおよび不動産売却に関する一般的な説明です。登録内容の確認方法や表示の扱いは、制度の運用により変わる場合があります。詳細はご依頼中の不動産会社にご確認ください。

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